第38回 ワークショップ 詳細

第38回 東京認知行動療法アカデミー ワークショップ

◆日時◆
2015年4月19日(日)
◆会場◆
早稲田大学国際会議場
〒169-0051
東京都新宿区西早稲田 1-20-14
◆テーマ◆
「 PTSD 」
申し込みは終了いたしました。


◆受付締切◆
2015年4月9日(木) までにご希望の回のページにある 申し込みボタン にてお申し込みくださいませ。
◆当日受付可能な講座◆
ございません。締切日までにお申し込みくださいませ。
◆受講資格について◆
受講できるのは、原則として、医師、臨床心理士、看護師、精神保健福祉士、作業療法士、理学療法士、薬剤師、教員免許、学校心理士、産業カウンセラーの資格を持つ方か、心理学系の学部に在学中か卒業された方、心理系の大学院に在学中か修了された方です。
伊藤先生のワークショップ
※満席となりました
◆受講費について◆
受講料は1科目ごとに8千円です。
第2会場 伊藤 絵美先生のワークショップは2コマ16,000円となります。
◆受講者数について◆
各科目とも先着順に受け付け、定員に達した場合は〆切とさせていただきます。
◆証明書について◆
受講された方には、1科目ごとに、受講証明書を発行いたします。
詳しくは、「研修受講証明書発行のご案内」をご覧ください。

ワークショップ プログラム

◆第1会場◆
テーマ別ワークショップ
番号 時間 講義タイトル
形式 [定員] 講師
1 10:00〜11:30 PTSDの治療
講義
[定員50]
元村 直靖
大阪医科大学 看護学部精神医学 教授
2 12:30〜14:30 震災復興のためのガジュマル的支援:震災・原発事故避難者のトラウマティックストレスに対する社会的ケア
講義+ワークショップ
[定員50]
辻内 琢也
早稲田大学 人間科学学術院 健康福祉科学科 准教授
早稲田大学 災害復興医療人類学研究所 所長
3 15:00〜18:00 EMDR:適応的情報処理モデルによる記憶の処理について
ワークショップ
[定員50]
市井 雅哉
兵庫教育大学大学院 発達心理臨床研究センター 教授
◆第2会場◆
通常ワークショップ
番号 時間 講義タイトル
形式 [定員] 講師
4 09:30〜11:00 認知行動療法の実際
講義
[定員50]
大野 裕
一般社団法人認知行動療法研修開発センター 理事長
5 12:00〜18:00 ストレスマネジメントに活かす認知行動療法
ワークショップ
[定員50]
満席となりました
伊藤 絵美
洗足ストレスコーピング・サポートオフィス 所長
千葉大学大学院医学研究院
子どものこころの発達研究センター 特任教授

講師略歴

元村 直靖
大阪医科大学 看護学部精神医学 教授
◆略歴◆
昭和55年3月 大阪医科大学医学部卒業
昭和61年7月 医学博士(大阪医科大学)
平成 2年6月 大阪医科大学講師
平成 9年4月 大阪教育大学教授
平成 22年4月 大阪医科大学教授

◆社会的活動◆
日本トラウマテイックストレス学会(理事)、日本行動療法学会(編集委員)
◆著書翻訳書◆
Van der Kolk 編著, 共訳:サイコロジカル・トラウマ 金剛出版2004
Schonfeld著, 共訳:学校危機への準備と対応 誠信書房 2004
Friedberg著, 共訳:子供のための認知療法練習帳 創元社 2006
Friedberg著, 共訳:子供のための認知療法練習帳(テラピストのためのガイドブック)創元社2008
PTSD(分担:子供の心的外傷後ストレス障害)星和書店 2004
◆ワークショップ講師歴◆
東京認知行動療法アカデミー 第21回ワークショップ 他
ワークショップ概要
PTSDの治療
PTSDの治療に関しては、エビデンスにもとづいた治療が報告されている。すなわち、英国国立医療技術評価機構(NICE)ガイドライン(2005)では、トラウマ焦点化精神療法である認知行動療法やEMDR(eye movement desensitization and reprocessing)を推奨している。さらに、全米アカデミー医学機構委員会報告では、PTSDに対する有効性が確証された治療法は曝露療法のみであり、他の治療法の有効性のエビデンスは不十分であるとした。特に、持続性曝露療法(PE療法)は、ランダム化比較試験に関する最近のメタ分析の結果においても、一貫して優れた治療効果を示している。このような現状を踏まえて、ここでは、最近、大人のPTSDの治療として、RCTなどでその効果が明確になってきているトラウマ焦点化認知行動療法について紹介する。トラウマ焦点化心理療法のなかには、さまざまなものがあるが、前述のPE( prolonged exposure therapy; 持続性曝露療法)などを紹介する。また、小児のPTSDについてもtfCBT (trauma focused CBT)など,子どものトラウマ焦点化認知行動療法についても解説する。最後に、薬物の効果についても紹介する。
辻内 琢也
早稲田大学 人間科学学術院 健康福祉科学科 准教授
早稲田大学 災害復興医療人類学研究所 所長
◆略歴◆
1992年、浜松医科大学医学部卒業後、東京警察病院(内科・救急・麻酔科)、関東医療少年院(内科)法務技官、東京大学附属病院(心療内科)医員、健生会クリニック(心療内科・神経科)診療室長、IT系企業嘱託産業医、などを務める。
1995年、阪神淡路大震災において内科医・心療内科医として被災地診療に従事。「阪神淡路大震災における心身医学的諸問題(U);身体的ストレス反応を中心に,心身医学36(8):p657-665,1996」の論文にて、第11回日本心身医学会『石川記念賞』を受賞。
1999年、東京大学大学院医学系研究科・ストレス防御心身医学専攻を修了し博士(医学)を取得。その後、千葉大学社会文化科学研究科博士課程に進学し、文化人類学を学ぶ。
2003年より早稲田大学人間科学部助教授。2007年より現職。
2011年の東日本大震災後は、福島県から首都圏への避難者に対する医学心理学的・人類学的調査を行うとともに、震災支援ネットワーク埼玉(SSN)運営委員として支援活動を行っている。
2013年、ハーバード大学難民トラウマ研究所(HPRT)リサーチフェローとして在外研究に従事。
2014年、発表「原発事故広域避難者のトラウマに対する社会的ケアの構築」にて、第16回『身体疾患と不安・抑うつ研究会賞』を受賞。
2013年3月、2015年3月放映の「NHKスペシャル」、「クローズアップ現代」の震災特別番組の作成に協力。
日本心身医学会認定専門医「心身医療(内科)専門医」、日本心療内科学会登録医、日本医師会認定産業医。

◆所属学会◆
日本心身医学会(代議員)、日本心療内科学会、日本文化人類学会、早稲田文化人類学会(理事)、日本自殺予防学会、日本公衆衛生学会、日本臨床環境医学会、など。
◆専門領域◆
医療人類学、心身医学、ヘルスプロモーション。
「病いの語り」研究、Narrative Based Medicine研究を主軸として、化学物質・電磁波過敏症、機能性身体症候群、線維筋痛症、メタボリックシンドローム、などの疾患を題材に、医療という現場における様々な文化・価値観の衝突や対話について質的に研究してきた。3.11以降は、災害や紛争によるトラウマに対する、医療・心理・福祉・法律の諸分野を包括した「社会的ケア」の構築を目指して、研究と支援の実践に取り組んでいる。
◆主な著書◆
「ガジュマル的支援のすすめ;一人ひとりのこころに寄り添う」 2013,早稲田大学出版部(編著)
「生活習慣病の人間科学U」2012,三和書籍(編著)
ワークショップ概要
震災復興のためのガジュマル的支援:震災・原発事故避難者のトラウマティックストレスに対する社会的ケア
東日本大震災に引き続き発生した福島第一原子力発電所事故は、長期にわたって放射能汚染から身を守るために全国で避難生活を送る最大15万人もの避難者を生み出した。福島県の避難者は2014年12月時点でも、県内に約7万4千人、県外に4万6千人いる。われわれ早稲田大学災害復興医療人類学研究所の継続的調査では、震災3年を経てもPTSDの可能性がある者の割合が避難者の6割近くおり、震災1年後より減少していない。この背景には、補償賠償の問題、生活費の心配、仕事の喪失、近隣関係の希薄化、といった社会的要因の関与が統計学的に示されており、「心理的ケア」だけでは対処しきれないことが理解できる。本講座では、震災および原発事故避難者の現状に関する調査研究の知見とハーバード大学難民トラウマ研究所(HPRT)モデルを紹介したうえで、そのトラウマティックストレスに対してどのように「社会的ケア」をコーディネートできるか、ワールドカフェ形式のワークショップで「震災復興のためのガジュマル的支援」とは何か、共に考えていきたい。
推薦文献、参考文献
1)★辻内琢也(編著):ガジュマル的支援のすすめ;一人ひとりのこころに寄り添う.早稲田大学出版部,2013
2)★辻内琢也:深刻さつづく原発事故被災者の精神的苦痛;帰還をめぐる苦悩とストレス.岩波書店,「世界」臨時増刊「イチエフ・クライシス」852:pp103-114,2014
3)★辻内琢也:原発事故避難者の深い精神的苦痛;緊急に求められる社会的ケア.岩波書店,「世界」835:pp51-60,2012
4)辻内琢也,増田和高,千田瑛子,他:原発避難者への官民協同支援体制の構築;埼玉県を事例に.日本心療内科学会誌16(4):pp261-268,2012
5)辻内琢也,増田和高,永友春華,他:原発避難者への長期的支援を考える;福島県双葉町教育委員会アンケート分析結果および被災者の行動記録より.人間科学研究25(2):pp273-284,2012
6)辻内琢也,山口摩弥,増田和高,他:原発事故避難者の心理・社会的健康:埼玉県における調査から.Depression Frontier10(2):pp21-31,2012
7)増田和高,辻内琢也,山口摩弥,他:原子力発電所事故による県外避難に伴う近隣関係の希薄化;埼玉県における原発避難者大規模アンケート調査をもとに.厚生の指標60(8):pp9-16,2013
8)辻内琢也,増田和高,井戸川克隆,他:ポスト3.11の災害復興と環境問題を考える[第1報];被災当事者・支援者の立場から.人間科学研究27(2):pp241-254,2014
9)辻内琢也,吉内一浩,嶋田洋徳,他:阪神淡路大震災における心身医学的諸問題(U);身体的ストレス反応を中心に,心身医学36(8):p657-665,1996
(★論文が最も講義に関連しています)
対象
特にありません。

市井 雅哉
兵庫教育大学大学院 発達心理臨床研究センター 教授
◆略歴◆
1961年 滋賀県生まれ
1994年 早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学
早稲田大学人間科学部助手、琉球大学助教授などを経て現職。

◆著訳書◆
EMDR:トラウマ治療の新常識 2008 こころのりんしょうアラカルト 市井雅哉編著 星和書店
EMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)によるPTSDの治療−未解決記憶の解決− 2005 市井雅哉 心療内科(科学評論社)9(1), Pp.35-42.
EMDR:外傷記憶を処理する心理療法 2004 F・シャピロ著、市井雅哉監訳 二瓶社
トラウマからの解放:EMDR 2006 F・シャピロ著、市井雅哉監訳 二瓶社
◆所属学会役員等◆
EMDR国際協会(Journal of EMDR Practice & Research)編集委員
日本EMDR学会理事長
日本心理臨床学会理事
日本行動療法学会理事
◆ワークショップ講師歴◆
第2・21・35回東京認知行動療法アカデミーワークショップ他
ワークショップ概要
EMDR:適応的情報処理モデルによる記憶の処理について
アメリカの臨床心理士F・シャピロが1989年に発表したEMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)は、2013年、WHO(世界保健機構)により、TF-CBT(外傷焦点認知行動療法)と並んで、PTSDに対して効果的な心理療法と認められました。EMDRにより、否定的な題材が脳内にある肯定的なネットワークと連結し、記憶が適応的に変化していきます。眼球運動や他の両側性刺激が注意を現在に導き、また脳内の連想、両半球の活動を活性化します。メカニズム、具体的な臨床事例の紹介、簡単な実習を行います。
推薦文献、参考文献
EMDR:外傷記憶を処理する心理療法 2004 F・シャピロ著、市井雅哉監訳 二瓶社
トラウマからの解放:EMDR 2006 F・シャピロ著、市井雅哉監訳 二瓶社
対象
守秘義務を守れる方

大野 裕
一般社団法人認知行動療法研修開発センター 理事長
◆略歴◆
1978年 慶應義塾大学医学部卒業、同年慶應義塾大学医学部精神神経科教室
1985〜1988年 コーネル大学医学部visiting fellow
1988年 ペンシルベニア大学clinical visit
1989年 慶應義塾大学医学部精神神経科専任講師
2002年 慶應義塾大学教授
2011年 現職

◆所属学会役員◆
日本認知療法学会理事長、日本認知行動療法研修開発センター理事長、日本ストレス学会理事長、Academy of Cognitive Therapy 設立フェロー・公認スーパーバイザー、アメリカ精神医学会distinguished fellow
◆主な著書・訳書◆
『こころが晴れるノート』(創元社)
『はじめての認知療法』(講談社現代新書)
『マンガでわかりやすい認知行動療法』(医学書院)
◆ワークショップ講師歴◆
第1・5・15・17・20・28・34・35回東京認知行動療法アカデミーワークショップその他多数
ワークショップ概要
認知行動療法の実際
認知行動療法の基本的な考え方とアプローチについてビデオを使って紹介する。認知行動療法についての書籍は多く出版されているが、実際にどのような面接をすれば良いのかについて具体的に紹介されているものは限られており、自己流になっている治療者が少なくない。本セミナーでは、動画を使って認知行動療法の実際を紹介・解説する。
推薦文献、参考文献
認知療法・認知行動療法活用サイト『うつ・不安ネット:こころのスキルアップ・トレーニング』(http://cbtjp/)
一般社団法人認知行動療法研修開発センターホームページ(http://cbtt.jp./)
対象
初心者向け

伊藤 絵美
洗足ストレスコーピング・サポートオフィス 所長
千葉大学大学院医学研究院
子どものこころの発達研究センター 特任教授
◆略歴◆
慶應義塾大学 文学部 人間関係学科 心理学専攻卒業
同大学大学院 社会学研究科 社会学専攻 博士課程満期退学
博士(社会学)
臨床心理士・精神保健福祉士

◆著書・訳書◆
認知療法・認知行動療法カウンセリング 初級ワークショップ(星和書店)
認知療法・認知行動療法 面接の実際(星和書店)
認知療法実践ガイド(共訳)(星和書店)
抑うつの臨床心理学(分担執筆)(東京大学出版会)
認知療法全技法ガイド(共訳)(星和書店)
強迫性障害治療ハンドブック(分担執筆)(金剛出版)
認知療法ケースブック(分担執筆)(星和書店)
『認知療法実践ガイド:困難事例編』(共訳,星和書店)
『認知行動療法,べてる式。』(共著,医学書院)など。
◆所属学会◆
日本認知療法学会(幹事)/日本ストレス学会(評議員)/日本心理臨床学会/日本健康心理学会/日本心理学会/日本カウンセリング学会
◆ワークショップ講師歴◆
第4・7・11・26・24回東京認知行動療法アカデミーワークショップ他
ワークショップ概要
ストレスマネジメントに活かす認知行動療法
 認知行動療法(CBT)は、従来うつ病や不安障害を対象に構築された心理療法だが、最近はその適応範囲が広がり、本来心理的アプローチが難しいとされていた精神障害から、一般身体科の治療まで医療領域で幅広く活用されるようになってきている。また医療だけでなくたとえば司法や教育、産業の場でも、様々な用途に合わせてCBTが活用されるようになっている。
 そこで本ワークショップでは、健康な人を含む幅広い対象者のストレスマネジメントのために、CBTをどのように活用するとよいか、ということを主テーマとすることにする。特に自らのストレスコーピングのレパートリーをアセスメントすること、そしてCBTの基本モデルに沿って自らの体験をアセスメントすることの2つを中心に、レクチャーとワークを行う予定である。
 ところで対象者のストレスマネジメントを支援するためには、臨床家自身が自らのストレスを上手にマネジメントし、心身の健康状態を良好に保つ必要がある。さらにCBTを対象者に適用するには、当然臨床家自身がCBTを自分のために使えるようになっておく必要がある。
 以上の理由から、本ワークショップのワークはすべて、受講者自身のストレス体験に焦点を当て、受講者自身のストレスマネジメントのスキルを向上させることに焦点を当てたいと考えている。CBTの知識、実施年数に関わらず、日々ストレスを感じており、それを何とかしたいと考えている臨床家の受講を歓迎する。
対象
問わない

申し込みは終了いたしました。

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