第47回 ワークショップ 詳細

第47回 東京認知行動療法アカデミー ワークショップ

◆日時◆
2018年4月22日(日)
◆会場◆
早稲田大学国際会議場
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田 1-20-14
◆テーマ◆
「公認心理師に備える認知行動療法(5)」「ストレスマネジメント」


◆受付締切◆
2018年4月12日(木) までにご希望の回のページにある 申し込みボタン にてお申し込みくださいませ。
◆当日受付可能な講座◆
ございません。締切日までにお申し込みくださいませ。
◆受講資格について◆
受講できるのは、原則として、医師、臨床心理士、看護師、精神保健福祉士、作業療法士、理学療法士、薬剤師、教員免許、学校心理士、産業カウンセラーの資格を持つ方か、心理学系の学部に在学中か卒業された方、心理系の大学院に在学中か修了された方です。
◆受講費について◆
受講料は1科目ごとに8千円です。
学割適用(当日学生証提示の必要あり)で1科目ごとに5千円となります。
第2会場 伊藤 絵美先生は2コマ16,000円(学生:10,000円)となります。
◆受講者数について◆
各科目とも先着順に受け付け、定員に達した場合は〆切とさせていただきます。
◆証明書について◆
受講された方には、1科目ごとに、受講証明書を発行いたします。
詳しくは、「研修受講証明書発行のご案内」をご覧ください。

ワークショップ プログラム

◆第1会場◆
テーマ別ワークショップ
番号 時間 講義タイトル
[定員] 講師
1 9:15〜12:15 精神疾患の認知行動療法−うつ病、統合失調症、強迫性障害を中心として
[定員80] 原田 誠一
原田メンタルクリニック・東京認知行動療法研究所院長
2 13:00〜15:30 児童・思春期の支援に活かす認知行動療法
[定員80] 神村 栄一
新潟大学 人文社会 教育科学系 教授
3 16:00〜18:30 感情調節困難の理解と支援:弁証法的行動療法と感情調節プロセスモデルから学べること
[定員80] 遊佐 安一郎
長谷川メンタルヘルス研究所 所長
◆第2会場◆
テーマ別ワークショップ
番号 時間 講義タイトル
[定員] 講師
4 9:30〜11:30 コーピングスキル支援と認知行動療法
[定員80] 嶋田 洋徳
早稲田大学 人間科学学術院 教授
5 12:30〜18:30 ストレスマネジメントに生かす認知行動療法
[定員80] 伊藤 絵美
洗足ストレスコーピング・サポートオフィス 所長、千葉大学子どもこころの発達教育研究センター 特任准教授

講師略歴

原田 誠一
原田メンタルクリニック・東京認知行動療法研究所院長
◆略歴◆
昭和58年東京大学医学部卒業、
東京都立中部総合精神保健センター、東京都立墨東病院、神経研究所附属晴和病院、
東京逓信病院(医長)、三重大学医学部精神科(講師)、国立精神・神経センター武蔵病院(外来部長)を経て、
平成18年7月より現職

◆著書◆
正体不明の声:対処するための10のエッセンス.アルタ出版、2002
強迫性障害治療ハンドブック.金剛出版、2006
統合失調症の治療−理解・援助・予防の新しい視点.金剛出版、2006
キングドン、ターキングドン著 (原田誠一訳):統合失調症の認知行動療法.日本評論社、2002
キングドン、ターキングトン (原田誠一監訳):症例から学ぶ統合失調症の認知行動療法.日本評論社(2007年3月刊)
強迫性障害のすべてがわかる本. 講談社 (2009)
精神療法の工夫と楽しみ.金剛出版、2008
うつ病治療−現場の工夫より.メディカルレビュー社、2010(神田橋條治、渡邊衡一郎、菊地俊暁と共著)
適応障害(編集).日本評論社、2011
外来精神科診療シリーズ全10巻(編集主幹).中山書店、2015〜17
◆ワークショップ講師歴◆
東京認知行動療法アカデミー 第2・4・9・14・15・16・17・24・31・36回ワークショップ
ワークショップ概要
精神疾患の認知行動療法−うつ病、統合失調症、強迫性障害を中心として
 各種精神疾患の認知行動療法の実際を、症例供覧を含めながらわかりやすく説明する。今回の対象疾患は、うつ病、統合失調症、強迫性障害とする。
 強迫性障害では、従来治療がうまくいっておらず演者に紹介されてきた症例の概要を提示して、聴講の皆さまに「自分だったら、今までの治療のどこに問題を見出して、改めてどうアプローチするか?」について考えていただくコーナーを設ける。認知行動療法の実践力を高めるための試みの一つである。
 加えて統合失調症では、演者が模擬患者と行った統合失調症の初回面接のダイジェスト版(20分)を供覧する。この内容は、2017年の日本精神神経学会の「ワークショップ(精神療法委員会):映像で学ぶ初回面接−統合失調症編」で発表したものである。面接の実際をご覧いただくことで、統合失調症の心理教育〜認知行動療法をふまえた診療に関する理解を深めていただけるものと思う。
対象
特に、指定はしません。
神村 栄一
新潟大学 人文社会 教育科学系 教授
◆略歴◆
1991.3、筑波大学大学院博士課程満期修了
早稲田大学人間科学部助手(1991.4〜)
1994.3、博士(心理学)取得(筑波大学)
新潟大学人文学部助教授(1995.4〜)、を経て、
現在、新潟大学人文社会・教育科学系 教授

◆学会活動◆
日本認知・行動療法学会(代議員)
◆主たる著書◆
「中1ギャップ:新潟から広まった教育の実践」(新潟日報事業社、2015)共著
「認知行動療法」(放送大学教育振興会、2014)共著
「認知行動療法実践レッスン:エキスパートに学ぶ12の極意」(金剛出版、2014)共著
「レベルアップしたい実践家のための事例で学ぶ認知行動療法テクニックガイド」(北大路書房、2013)共著
「実践家のための認知行動療法テクニックガイド」(北大路書房、2005)共著
◆ワークショップ講師歴◆
2017-10 日本認知・行動療法学会第43回大会(新潟)「子どもの不安症や習癖、不登校への対応に認知行動療法を活かす」
2017-7 第45回東京認知行動療法アカデミー(東京)「不登校に対する認知行動療法 :未然に防ぐ・不安を解消し復帰を支える」
2016-11 日本認知・行動療法学会主催:仙台セミナー「不登校をふせぐ・明るくする・活発にするための認知行動療法:”不登校リスク”を意識した効果的な支援介入をめざして」
2016-10 日本認知・行動療法学会第42回大会(徳島)「児童期思春期でフル活用する認知行動療法」
2016-10 日本認知・行動療法学会主催:四国セミナー(徳島)「児童思春期における不安や強迫および不登校に対する認知行動療法」
2016-7 日本ブリーフサイコセラピー第26回大会(東京)「認知行動療法でさらに広がる心理臨床」
2015-11 第53回全国学生相談研修会(東京)「はじめて学ぶ認知行動療法:うつの問題を抱えた学生への面接の進め方」
2015-10 第39回東京認知行動療法アカデミー(東京)「学校でフル活用する認知行動療法<実践編>」
 上記のほか、日本健康心理学会、日本産業カウンセラー協会、全国学生相談学会研修会、教師カウンセラー協会、などの研修会講師を担当。
ワークショップ概要
児童・思春期の支援に活かす認知行動療法
医療や福祉、学校において、児童期から思春期(小、中、高校生)の心理的支援を担当されている方(医師、看護師、教師、心理師、教育相談員、スクールカウンセラー、矯正施設等担当の方など)、これらの専門をめざし研修中の方を主な対象とします。認知行動療法の履修レベルとしては、初級から中級です。
子どもへの認知行動療法の実践においては、「導入」つまり、「子どもの支援の場に、完成された、エビデンスあるパッケージを持ち込む」という姿勢はたいてい「空振り」に終わります。これはしばしば、あるテキストからコピーしたワークシートへの書き込みを求める、ことからだったりしますが、そのための動機づけに四苦八苦するばかり、という展開をまねきます。これでは、十分よくなる可能性ある事例でも、なんら成果を得られないままお互いに後味の悪さだけが残る結果となるのも当然です。たとえしぶしぶではあっても、臨席してくれた本人に、いったいどのような(日常で十分に生じ得る)経験を持っていただければ、そのお困りが解消、軽減するか、をリアルに想像することが大切です。
そしてそのような経験が運も悪く自然発生しにくい状況(悪循環)を、どのようなしかけ(できれば簡便なものがよい)で引き起こせるのか、そのために、身近な支援者やセラピストはどんな役割をとれるかを、【きわめて具体的な手立てとして】思い描き、無理なくしかし大胆に試行し、効果を評価して、必要に応じて修正した上あらためてチャレンジしていくあり方を紹介します。このような展開でこそ、テーラーメードの、実効ある10代のための認知行動療法ができあがります。
当日は、「教科書」や「専門書」で解説されている既製版認知行動療法対しての、「現場ではまったくつかえねーなーなあ」という残念な印象が、少しでも払拭されることを目指して、情報提供させていただきます。
扱う主訴は、不登校その周辺、過剰な緊張やチック症、不安症(社交系、パニック系)、強迫症、自傷や抜毛などの習癖、親子関係のこじれ、発達障害やその疑いがベースとなるコミュニケーションの困難、などです。
関連資料
「学校でフル活用する認知行動療法」(遠見書房、2014)神村栄一著
対象
初級〜中級

遊佐 安一郎
長谷川メンタルヘルス研究所所長、北海道医療大学客員教授、元東京大学非常勤講師、国際基督教大学非常勤講師、高知県立大学看護学部非常勤講師、愛知県立大学看護学部非常勤講師、東海大学看護学部非常勤講師、聖路加看護学部非常勤講師
◆略歴◆
1970年 上智大学英語学科卒業。国際基督教大学院教育心理学科に一時在籍後、ニューヨーク州立大学オールバニー校留学。
1977年 教育学博士号取得、Syracuse Developmental Center, Pilgrim Psychiatric Center, Kings Park Psychiatric Center等でPsychologistとして勤務
1990年 South Beach Psychiatric CenterでChief of Service として精神科病院での臨床管理に従事
1996年 長谷川病院クリ二カル・コーディネーター兼リハビリテーション部長
2010年 長谷川メンタルヘルス研究所所長

◆著訳書◆
「弁証法的行動療法(DBT)の上手な使い方」(星和書店)
「境界性パーソナリティ障害ファミリーガイド」(星和書店)
「DBT=弁証法的行動療法を学ぶ」こころの臨床、第6巻第4号、2007(星和書店)
「DBTワークブック」(星和書店)
「援助技法の実際 精神科リハビリテーション」(星和書店)
「家族療法入門」(星和書店)、「認知療法入門」(星和書店)
「境界性人格障害=BPD 実践ワークブック」(星和書店)
「別れからの再出発 見捨てられ傷ついた心をいやす5つのステップ」(星和書店)
「家族のための精神分裂病入門」(星和書店)
「弁証法的行動療法(DBT)の上手な使い方」(星和書店)他
◆所属学会役員◆
日本認知療法学会幹事、心理教育・家族教室ネットワーク運営委員、 日本サイコセラピー学会理事、日本家族カウンセリング協会顧問、日本家族研究家族療法学会、日本認知・行動療法学会、日本精神障害者リハビリテーション学会、日本トラウマチックストレス学会会員
ワークショップ概要
感情調節困難の理解と支援:弁証法的行動療法と感情調節プロセスモデルから学べること
 境界性パーソナリティ障害、双極性障害、摂食障害、薬物依存、PTSDなど、感情調節が非常に困難な状態で、トップダウンアプローチである従来の認知行動療法の効果が限定的だと考えられていたクライエント層のために、新しい認知行動療法のアプローチ、特にその臨床的効果が数多くのRCTによって実証されている、M. Linehanによる弁証法的行動療法が欧米では普及し始めています。また、J.Grossらによる感情調節のプロセスモデルとその研究も、基礎研究と臨床研究の統合という意味でも、最新の脳科学の知見を臨床で生かすという意味でも欧米では非常に急速に発展してきています。
 日本ではそのどちらも、まだ未発達の状態だといえると思います。しかし、弁証法的行動療法、アクセプタンス・コミットメント/セラピー、マインドフルネス認知療法など第三の波の影響も出始めています。また感情調節に関しても、この数年で感情調節尺度や感情調節困難尺度の日本語版の作成も試みられ始めています。
 日本の風土、そして臨床的文化に適合した形での感情調節困難の理解と支援の可能性に関して、弁証法的行動療法と感情調節プロセスモデルに基づく研究と臨床応用から、日本での臨床実践のためにどのようなことが学べるかについて紹介して、参加者と意見交換できるとよいと思っています。
参考文献
Dimeff, L. & Koerner, K. (遊佐訳)弁証法的行動療法(DBT)の上手な使い方―状況に合わせた効果的な臨床適用、星和書店、2014
Gross, J.(Ed) Handbook of Emotion Regulation, Second Edition, NY, Guilford Press, 2014
Linehan, M. (大野裕監訳) 境界性パーソナリティ障害の弁証法的行動療法、誠信書房、2007
対象
中級〜上級

嶋田 洋徳
早稲田大学 人間科学学術院 教授
◆略歴◆
1996年 早稲田大学大学院人間科学研究科博士後期課程 修了 博士(人間科学)取得
広島大学総合科学部助手,新潟大学人文学部講師,助教授を経て,
2003年から,早稲田大学人間科学学術院助教授,准教授,教授

◆学会等◆
日本認知・行動療法学会(副理事長),日本認知療法・認知行動療法学会(常任編集委員),日本ストレスマネジメント学会(理事長),日本健康心理学会(常任理事),日本ストレス学会(評議員),日本不安症学会(評議員),日本カウンセリング学会(常任編集委員),日本教育心理学会(常任編集委員),ほか
◆ワークショップ講師歴◆
東京認知行動療法アカデミー 第19・第29・第35・第39・第43回ワークショップ
ワークショップ概要
コーピングスキル支援と認知行動療法
ストレスマネジメントを実践する際に,コーピングスキルのトレーニングが重要なコンテンツになることはよく知られています。
ところが,実践を行ってみると,コーピングの効果に関する知識は身についてもその実行にまでいたらない,あるいは一時的に実行されてもすぐに元に戻ってしまうという状況によく出くわします。そこで本ワークショップでは,認知行動療法の考え方に基づき,主に児童青年期,成人の職域などを念頭において,それらに共通した機能的なコーピングの獲得ができるような実践上のコツを概説します。
対象
初級,中級

伊藤 絵美
洗足ストレスコーピング・サポートオフィス 所長、千葉大学子どもこころの発達教育研究センター 特任准教授
◆略歴◆
慶應義塾大学 文学部 人間関係学科 心理学専攻卒業
同大学大学院 社会学研究科 社会学専攻 博士課程満期退学
博士(社会学)
臨床心理士・精神保健福祉士

◆著書・訳書◆
認知療法・認知行動療法カウンセリング初級ワークショップ(星和書店)
認知療法・認知行動療法 面接の実際(星和書店)
認知行動療法実践ガイド(共訳)(星和書店)
認知行動療法、べてる式。(共著)(医学書院)
ケアする人も楽になる認知行動療法入門(医学書院)
ケアする人も楽になるマインドフルネス&スキーマ療法(医学書院)
スキーマ療法入門(共著)(星和書店)
スキーマ療法(監訳)(金剛出版)
スキーマ療法実践ガイド(監訳)(金剛出版)
グループスキーマ療法(監訳)(金剛出版)
◆所属学会◆
日本認知療法学会(幹事)/日本ストレス学会(評議員)/日本心理臨床学会/日本健康心理学会/日本心理学会/日本カウンセリング学会
◆ワークショップ講師歴◆
第28・34・38・41・44回東京認知行動療法アカデミーワークショップ他
ワークショップ概要
ストレスマネジメントに生かす認知行動療法
 認知行動療法(CBT)は、従来うつ病や不安障害を対象に構築された心理療法だが、最近はその適応範囲が広がり、本来心理的アプローチが難しいとされていた精神障害から、一般身体科の治療まで医療領域で幅広く活用されるようになってきている。また医療だけでなくたとえば司法や教育、産業の場でも、様々な用途に合わせてCBTが活用されるようになっている。
 そこで本ワークショップでは、健康な人を含む幅広い対象者のストレスマネジメントのために、CBTをどのように活用するとよいか、ということを主テーマとすることにする。特に自らのストレスコーピングのレパートリーをアセスメントすること、そしてCBTの基本モデルに沿って自らの体験をアセスメントすることの2つを中心に、レクチャーとワークを行う予定である。
 ところで対象者のストレスマネジメントを支援するためには、臨床家自身が自らのストレスを上手にマネジメントし、心身の健康状態を良好に保つ必要がある。さらにCBTを対象者に適用するには、当然臨床家自身がCBTを自分のために使えるようになっておく必要がある。
 以上の理由から、本ワークショップのワークはすべて、受講者自身のストレス体験に焦点を当て、受講者自身のストレスマネジメントのスキルを向上させることに焦点を当てたいと考えている。CBTの知識、実施年数に関わらず、日々ストレスを感じており、それを何とかしたいと考えている臨床家の受講を歓迎する。
対象
初級・中級


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