東京認知行動療法アカデミー

第9回ワークショップ

期日: 2008年4月20日 (日) 
会場: 早稲田国際会議場
〒169-0051東京都新宿区西早稲田1−20−14
早稲田国際会議場 地図

多数のお申込をいただきまして誠に有難うございました。
事前登録は4/18(金)をもって終了させていただきました。
下記の講座につきましては当日も受付致しますので、直接会場へお越し下さい。
受付時間は開始30分前より各会場前で行います。

<当日受付可能な講座>
1 10:00-11:30 石垣琢麿 統合失調症の幻覚と妄想−認知行動療法による援助法を中心に−(講義形式)
3 13:00-15:30 池淵恵美 統合失調症の認知行動療法の実際(仮題)
<実際に精神科での臨床に携わる方のみを対象> (講義・ワークショップ形式)
5 16:00-17:30 笠井清登 統合失調症とは何か? 脳機能障害と治療による変化(講義形式)

時限 第1会場 第2会場
番号 講師 番号 講師
第1時限 石垣琢麿 原田誠一
第2時限 池淵恵美 沢宮容子
第3時限 笠井清登 熊野宏昭
番号 時間 形式   講師 講義タイトル
1 10:00〜11:30 講義 [テーマ]
統合失調症
石垣琢麿 統合失調症の幻覚と妄想―認知行動療法による援助法を中心に―
3 13:00〜15:30 講義
ワーク
ショップ
池淵恵美 統合失調症の認知行動療法の実際
※実際に精神科での臨床に携わる方のみを対象
5 16:00〜17:30 講義 笠井清登 統合失調症とは何か? 脳機能障害と治療による変化
2 09:30〜12:30 講義   原田誠一 精神障害の認知行動療法の実際
4 13:00〜14:30 講義   沢宮容子 カウンセリングに活かす論理情動行動療法(REBT)
6 16:00〜19:00  ワーク
ショップ
  熊野宏昭 認知行動療法とマインドフルネス(1回目:マインドフルネスの基礎)

開始時間と終了時間がそれぞれ異なっております。ご注意ください。

  • 受講できるのは、原則として、医師、臨床心理士、看護師、精神保健福祉士、作業療法士、理学療法士、薬剤師、教員免許、学校心理士、産業カウンセラーの資格を持つ方か、心理学系の学部を卒業された方、心理系の大学院に在学中か修了された方です。(ご要望に応えて、受講資格を拡大いたしました)
  • 受講料は1科目ごとに1万円です。
  • 各科目とも先着順に受け付け、定員に達した場合は〆切とさせていただきます。
  • 参加された方には、1科目ごとに、研修証明書を発行いたします。
  • 計8科目履修した方には「研修受講証明書(初級)」を発行いたします。
    計16科目履修した方には「研修受講証明書(中級)」を発行いたします。
    計24科目履修した方には「研修受講証明書(上級)」を発行いたします。
  • ホームページよりお申込後、7日以内(土日祝日除く)に受講料をお振込みください。お振込み確認後、受講票をメールにてお送りいたします。
    お振込みが確認できない場合、ワークショップ当日、お席のご用意ができない可能性がございます。
  • キャンセルされる場合は、ワークショップ開催の1週間前までに運営事務局までご連絡をお願いいたします。1週間前以降にキャンセルされる場合は返金できませんのでご了承ください。

講師略歴

 

石垣琢麿

東京大学大学院総合文化研究科准教授

1987年 東京大学文学部心理学専修課程卒業
1993年 浜松医科大学医学部卒業
1999年 東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了 博士(学術)
2000年 横浜国立大学教育人間科学部助教授

著訳書:
「幻聴と妄想の認知臨床心理学」石垣琢麿、東京大学出版会.2000年
「統合失調症の臨床心理学」、横田正夫・丹野義彦・石垣琢麿(共編著)、東京大学出版会、2003年 
「統合失調症−基礎から臨床への架け橋−」、バーチウッド&ジャクソン(丹野義彦・石垣琢麿訳) 東京大学出版会、2006年

その他:精神保健指定医、臨床心理士

ワークショップ概要
「統合失調症の幻覚と妄想ー認知行動療法による援助法を中心にー」
統合失調症の幻聴と妄想に対する認知行動療法は英国を中心として盛んになっています。本講座では、様々な技法を紹介し、その異同について解説する。また、時間が許せば、ケースフォーミュレーションやアセスメントの練習をしたいと考えている。
推薦文献、参考文献:
「認知行動療法の臨床ワークショップ1:サルコフスキスとバーチウッドの面接技法」、丹野義彦監修、金子書房、2002年
「統合失調症の認知行動療法」、キングドン&ターキントン(原田誠一訳)、日本評論社.2002年
「経過の長い統合失調症に対する認知療法の多様性と適用条件」石垣琢麿・道又襟子、心理臨床学研究 24:280-291,2006
定員
50名
これまでの他ワークショップでの講師歴
2005年12月 精神科リハビリテーション学会ワークショップ
東京認知行動療法 アカデミー第3回ワークショップ
滋賀CBTセンターのワークショップ

原田誠一 顔写真

原田誠一

原田メンタルクリニック・東京認知行動療法研究所院長

昭和58年東京大学医学部卒業、東京都立中部総合精神保健センター、東京都立墨東病院、神経研究所附属晴和病院、東京逓信病院(医長)、三重大学医学部精神科(講師)、国立精神・神経センター武蔵病院(外来部長)を経て、平成18年7月より現職

著訳書:正体不明の声:対処するための10のエッセンス.アルタ出版、2002
強迫性障害治療ハンドブック.金剛出版、2006
統合失調症の治療−理解・援助・予防の新しい視点.金剛出版、2006
キングドン、ターキングドン著(原田誠一訳):統合失調症の認知行動療法.日本評論社、2002
キングドン、ターキングトン(原田誠一監訳):症例から学ぶ統合失調症の認知行動療法.日本評論社(2007年3月刊)
原田誠一:精神療法の工夫と楽しみ、金剛出版(2008)

所属学会:日本認知療法学会(幹事)、日本精神科診断学会(評議員)、日本精神障害予防学会(評議員)、日本統合失調症学会(評議員)など

ワークショップ概要
「精神障害の認知行動療法の実際」
認知行動療法の導入をスムーズにすすめ、その後のセッションを効果的・効率的なものにするためには、精神障害の病態と治療に関するわかりやすい心理教育を行う必要がある。今回の講義では、筆者が行っている統合失調症・気分障害・不安障害・人格障害(境界性人格障害)に関する心理教育の内容を紹介する。あわせて、各種精神障害の認知行動療法を行う際のコツにも触れ、受講者の参考にしていただく予定である。
なお、今回の講義は第4回ワークショップでの内容と重なる部分が大きいことを、前もってお断りします。
推薦文献、参考文献:
・原田誠一編著:強迫性障害治療ハンドブック.金剛出版、2006年
・原田誠一:正体不明の声−対処するための10のエッセンス.アルタ出版、2002年
・原田誠一:統合失調症の治療−理解・援助・予防の新しい視点.金剛出版、2006年
・原田誠一:精神療法の工夫と楽しみ、金剛出版、2008年
対象
認知行動療法に興味をお持ちの方すべて
定員
50名

池淵恵美 顔写真

池淵恵美

帝京大学教授

1978年 東京大学医学部医学科卒業
      同年より東大病院精神科勤務
1992年 帝京大学医学部精神科勤務
2005年  同上 教授に就任

所属学会:
精神神経学会、精神障害リハビリテーション学会、行動療法学会、認知療法学会、社会精神医学会、SST普及協会、家族教室・心理教育ネットワーク

主な著書・訳書:
「統合失調症根のアプローチ」星和書店、2006
「精神科デイケア実践ガイド」金剛出版、2006(共著)など

ワークショップ概要
「統合失調症の認知行動療法の実際」
はじめに統合失調症の認知行動療法について、概説する。統合失調症は多様な認知・行動の障害を示し、社会生活に深刻な影響をもたらす。その改善にあたっては、薬物療法と共に、さまざまな心理社会的治療を、個別のプログラムで柔軟に行うことが必要になる。そうした包括的な治療の中で、認知行動療法をどのように応用していくのか、具体例を交えて分かりやすく紹介したい。その後に、参加者の協力を得て、実際の治療の様子をシミュレーショングループで再現し、実践的な介入のあり方を体験していただく。
対象
実際に精神科での臨床に携わる方のみを対象
定員
50名

 

沢宮容子

立正大学心理学部臨床心理学科 教授

お茶の水女子大学家政学部児童学科卒業
筑波大学大学院教育研究科修了
博士(心理学)
臨床心理士

所属学会:
日本カウンセリング学会(常任理事、常任編集委員、研究委員長)/日本認知療法学
会/日本行動療法学会/日本行動医学会/日本心理臨床学会/日本心理学会など

著書・訳書:
生徒指導と学校カウンセリングの心理学(共著)(八千代出版)/<ケーススタディ>認知行動カウンセリング(分担執筆)(至文堂)/エビデンス・ベースト・カウンセリング(分担執筆)(至文堂)/認知療法ケースブック(分担執筆)(星和書店)/実践認知行動カウンセリング(共訳)(川島書店)など

ワークショップ概要
「カウンセリングに活かす論理情動行動療法(REBT)」

論理情動行動療法(REBT)は、認知行動療法の発展に大きな役割を果たした心理療法です。本ワークショップではREBTの特徴について解説した上で、実際のカウンセリングにおける活用のポイントについて講義いたします。

定員
50名

笠井清登 顔写真

笠井清登

東京大学医学部附属病院精神神経科・講師

略歴:
平成7年3月 東京大学医学部医学科卒業
平成7年6月 東京大学医学部附属病院精神神経科・研修医
平成8年6月 国立精神神経センター武蔵病院精神科レジデント
平成11年10月 東京大学医学部附属病院精神神経科・助手
平成12年6月 米国ハーバード大学医学部精神科臨床神経科学部門・客員助手
平成15年12月 東京大学医学部附属病院精神神経科・講師
平成19年3月 同・診療科長兼任
現在に至る

著書・訳書:
笠井清登:統合失調症における非薬理学的介入の効果の脳基盤.貝谷久宣編、認知療法2006、星和書店、2006, pp. 53-58.
笠井清登、大野孝浩、野瀬孝彦、古川俊一、畑哲信、秋元貴美子、宮内勝共訳: IST協働型スタッフ研修法(原題:Corrigan PW, McCracken SG: Interactive Staff training: Rehabilitation Teams That Work.)、創造出版、東京、2002.
養老孟司、加藤雅子、笠井清登共訳: 脳を観る(原題: Posner MI and Raichle ME: Images of Mind. Scientific American Library, W.H. Freeman and Company, New York, 1994).日経サイエンス社、1997.

ワークショップ概要
「統合失調症とは何か? 脳機能障害と治療による変化」

統合失調症の症候学、脳機能障害、薬物療法・認知行動療法的介入による脳機能変化についてお話しする。

推薦文献、参考文献:
統合失調症の治療−基礎と臨床−.朝倉書店、2007
定員
50名程度

熊野宏昭 顔写真

熊野宏昭

東京大学医学系研究科准教授

1979年 ラサール学園卒。
1985年 東京大学医学部卒。
1995年 東京大学博士(医学)取得。

東京大学心療内科医員、早稲田大学人間科学研究科非常勤講師、東京大学医学部心身医学講座非常勤講師、東北大学大学院医学系研究科人間行動学分野助手を経て、2000年4月から、東京大学大学院医学系研究科ストレス防御・心身医学(東京大学心療内科)助教授(現・准教授)、2005年度より再び早稲田大学人間科学研究科非常勤講師を兼務。
 研究面では、癌を含む生活習慣病や心身症などの行動科学的研究、摂食障害およびパニック障害の病態生理・心理学的研究、大脳機能検査法を用いた非薬物介入(認知行動療法、瞑想法など)による神経可塑性の研究が専門。
 臨床面では、心身症、摂食障害、パニック障害、軽症うつ病などを対象に、薬物療法や面接治療に加え、赤坂クリニックや綾瀬駅前診療所の心理スタッフとも協力しながら、リラクセーション、認知行動療法、マインドフルネスなどを積極的に用いている。

主な著書:ストレスに負けない生活/ちくま新書、マインドフルネス・瞑想・座禅の脳科学と精神療法/新興医学出版社(共編)、メディチーナ・内科臨床に役立つ心療内科的アプローチ/医学書院(編集)、からだの科学・特別企画「リラクセーション」/日本評論社(編集)、認知行動療法臨床ワークショップ(2)/金子書房(共編)

日本心身医学会評議員、日本行動療法学会常任理事、行動療法研究編集委員長。

ワークショップ概要
「認知行動療法とマインドフルネス」
 近年、欧米を中心に、マインドフルネスを認知行動療法に取り込む動きが活発になっており、わが国にも、第三世代の認知行動療法として、ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)、DBT(弁証法的行動療法)、MBCT(マインドフルネス認知療法)、MBSR(マインドフルネスストレス低減法)などが紹介されてきている。
マインドフルネスとは、今の瞬間の現実に常に気づきを向け、その現実をあるがままに知覚し、それに対する思考や感情には捉われないでいる存在の有様を意味する言葉であるが、そのルーツは、2600年前に仏陀が推奨したマインドフルネス実践(観瞑想)にある。
 このワークショップでは、以下の3回シリーズで、体験学習やケース検討なども交えながら、マインドフルネス、第三世代の認知行動療法、そして両者の関わりのパースペクティブを得ることを目指す。なお、各回の内容には深い関連があるので、原則として3回続けて受講していただきたい。
1回目:マインドフルネスの基本(4月20日)
マインドフルネス実践に関わる基本経典のひとつである「呼吸による気づきの教え」の概説を通して、観察の対象を呼吸、感覚、感情、法則性と進めていくマインドフルネス実践の構造を理解するとともに、呼吸を用いた実習を通して、マインドフルネスやアクセプタンスの体験的な理解を図る。
参考図書:呼吸による癒し−実践ヴィパッサナー瞑想/春秋社、自分を変える気づきの瞑想法/サンガ
2回目:第三世代のCBT(7月6日)
1回目での学習と体験を踏まえながら、MBSR、MBCT、DBTを題材にして、第三世代のCBTの基本的特徴(認知行動療法の発展における位置づけ、基礎的な技法とそれが効果を持つメカニズム、治療効果に関する実証的なデータなど)に対する理解を深める。
参考書:マインドフルネス&アクセプタンス/ブレーン出版、マインドフルネス認知療法/北大路書房
3回目:臨床行動分析とACT(10月12日)
言語の行動分析の現在形である「関係フレーム理論」の基礎を学ぶとともに、ACTの基本的特徴(関係フレーム理論との関わり、6つの治療技法とそれが効果を持つメカニズム、治療効果に関する実証的なデータなど)に対する理解を深める。
参考書:アクセプタンス&コミットメントセラピーの文脈/ブレーン出版、Acceptance and Commitment Therapy/Guilford Press
定員
50名程度