東京認知行動療法アカデミー

第10回ワークショップ

期日: 2008年7月6日(日)
会場: 東京大学医学部教育研究棟
東京大学本郷キャンパスへの行き方: http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/map01_02_j.html
医学部教育研究棟への行き方:こちらをご覧ください。

多数のお申込をいただきまして誠に有難うございました。
事前登録は7/4(金)をもって終了させていただきました。
下記の講座につきましては当日も受付致しますので、直接会場へお越し下さい。
受付時間は開始30分前より各会場前で行います。

<当日受付可能な講座>
5  16:30-18:30  栗田 広 発達障害概論

時限 第1会場 第2会場
番号 講師 番号 講師
第1時限 佐々木和義 水島広子
第2時限 松見淳子 市井雅哉
第3時限 栗田広 熊野宏昭
番号 時間 形式   講師 講義タイトル
1 09:30〜12:30 講義中心のWS [テーマ]
発達障害
佐々木和義 注意欠陥/多動性障害(ADHD)と認知行動療法
3 13:00〜16:00 ワークショップ 松見淳子 発達障害: 教育場面における認知行動的支援の具体策
5 16:30〜18:30 講義 栗田広 発達障害概論
2 09:30〜12:30 講義   水島広子 対人関係療法(IPT)の基礎と実際
4 13:00〜16:00 ワークショップ   市井雅哉 「EMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)の基礎と臨床」
6 16:30〜18:30  ワークショップ   熊野宏昭 認知行動療法とマインドフルネス(2回目:第三世代のCBT)

開始時間と終了時間がそれぞれ異なっております。ご注意ください。

  • 受講できるのは、原則として、医師、臨床心理士、看護師、精神保健福祉士、作業療法士、理学療法士、薬剤師、教員免許、学校心理士、産業カウンセラーの資格を持つ方か、心理学系の学部を卒業された方、心理系の大学院に在学中か修了された方です。(ご要望に応えて、受講資格を拡大いたしました)
  • 受講料は1科目ごとに1万円です。
  • 各科目とも先着順に受け付け、定員に達した場合は〆切とさせていただきます。
  • 参加された方には、1科目ごとに、研修証明書を発行いたします。
  • 計8科目履修した方には「研修受講証明書(初級)」を発行いたします。
    計16科目履修した方には「研修受講証明書(中級)」を発行いたします。
    計24科目履修した方には「研修受講証明書(上級)」を発行いたします。
  • ホームページよりお申込後、7日以内(土日祝日除く)に受講料をお振込みください。お振込み確認後、受講票をメールにてお送りいたします。
    お振込みが確認できない場合、ワークショップ当日、お席のご用意ができない可能性がございます。
  • キャンセルされる場合は、ワークショップ開催の1週間前までに運営事務局までご連絡をお願いいたします。1週間前以降にキャンセルされる場合は返金できませんのでご了承ください。

講師略歴

佐々木和義

佐々木和義

早稲田大学人間科学学術員教授

1971年3月
早稲田大学第一文学部心理学専攻 卒業
1971年4月
ダイハツ自動車販売株式会社企画課
1973年6月
神奈川県総合リハビリテーションセンター心理科心理判定員
(〜平成8年3月)
1979年3月
早稲田大学大学院文学研究科前期博士課程心理学専攻修了(文学修士)
1985年3月
早稲田大学大学院文学研究科前期博士課程心理学専攻修了
1996年4月
神戸市看護大学看護学部 助教授
2000年10月
兵庫教育大学 附属発達心理臨床研究センター教授
(学校心理臨床研究分野担当)
2007年4月
早稲田大学人間科学学術員教授

所属学会:
日本心理学会(理事)、日本教育心理学会、日本行動療法学会(理事)、日本特殊教育学会など

資格:
臨床心理士、学校心理士、専門行動療法士

著訳書:
セルフ・エフィカシーの臨床心理学(北大路書房) ,臨床心理学全書第6巻臨床心理査定技法1(誠信書房),臨床心理学全書 第3巻 臨床心理面接学誠信書房),「気がかりな子」の理解と援助(金子書房)
翻訳:ADHD:注意欠陥/多動性障害の子への治療と介入(金子書房)

ワークショップ概要
「注意欠陥/多動性障害(ADHD)と認知行動療法」
まず、注意欠陥/多動性障害(ADHD)の行動特徴、さけるべき副次的問題、および認知行動療法の基礎について講義を行う。次に、具体的なプログラムを紹介する。子どもへの個別プログラムとしては、社会的スキル訓練を中心とした低学年のプログラムと、問題解決訓練とセルフコントロールを講義する。高学年プログラムには、ワークショップを入れる。子どもへのグループ社会的スキル訓練について講義する。家庭プログラムとしては、低学年対象のものと、高学年対象のものを紹介する。高学年対象のプログラムには、ワークショップを入れる。最後に、教師支援プログラムとして、個別児童を対象としたものと、学級全体のコントロールを対象としたものを紹介する。
推薦文献、参考文献:
「気がかりな子」の理解と援助(金子書房),ADHD:注意欠陥/多動性障害の子への治療と介入(金子書房)
定員
50名
これまでの他ワークショップでの講師歴
平成14年度:健康ひょうご地域主催研修会(3回)
平成15年度:看護学校の指導者・教員研修会、健康ひょうご地域主催研修会(10回),認知行動療法ワークショップ(広島県臨床心理士会)
平成16年度:ADHD児を含む学級指導の理論と実際(小中学校教員対象),学級単位のSST(小中学校教員対象),健康ひょうご地域主催研修会(2回),現場に活かす臨床心理学(看護師等指導所専任教員研修会,愛媛看護協会,神戸婦人大学2回),ダイエットの心理学(老人大学)、ペアレントトレーニング
平成17年度:ADHD児を含む学級指導の理論と実際(小中学校教員対象),学級単位のSST(小中学校教員対象1回,小学校2校,老人大学),カウンセリングマインドに基づいた実践(小学校1校),子どもから始める健康づくり実践プログラム指導者研修会(3回),コミュニケーション技法(愛媛看護協会),臨床心理学(神戸婦人大学2回,老人大学)、ペアレントトレーニング
平成18年度:ペアレントトレーニング、ティチャーズトレーニング

水島 広子 写真

水島 広子

水島広子こころの健康クリニック(対人関係療法専門)院長
慶應義塾大学医学部非常勤講師(精神神経科)
対人関係療法勉強会代表世話人

慶應義塾大学医学部卒業。同大学院博士課程修了。慶應義塾大学医学部精神神経科勤務を経て、2000年6月〜2005年8月、衆議院議員。2001年4月から慶應義塾大学医学部客員講師

所属学会:
日本精神神経学会、日本東洋医学会、Academy for Eating Disorders, The International Society for Interpersonal Psychotherapy、日本抗加齢医学会編集委員、日本ストレス学会評議員など

ワークショップ概要
「対人関係療法」
対人関係療法(IPT)について、その基礎と実際を示す。クラーマンらにより開発された短期対人関係療法であるIPTは、うつ病や摂食障害を中心とした効果が臨床研究の中で実証されてきた。日本ではまだ知名度が低いが、アメリカ精神医学会の治療ガイドラインでもうつ病に対して有効である治療法として位置づけられるなど、認知行動療法と並んで治療効果エビデンスのある短期精神療法として評価されている。当日は、IPTの概要とともに、戦略、技法、治療者の姿勢など治療の実際についても紹介する。
推薦文献、参考文献:
「臨床家のための対人関係療法クイックガイド」、創元社、2008年 ワイスマンら著(水島広子訳)
「グループ対人関係療法」、創元社、2006年、ウィルフリイら著(水島広子訳)
「拒食症・過食症を対人関係療法で治す」紀伊國屋書店、2007年、水島広子著
「自分でできる対人関係療法」、創元社、2004年、水島広子著
対象
初級
定員
50名
これまでの他ワークショップでの講師歴
ワークショップ講師、学会の教育講演、一般向け講演など多数

松見淳子 顔写真

松見淳子

関西学院大学文学部総合心理科学科教授

1978年
米国 ハワイ大学大学院心理学科博士課程(臨床心理学専攻)卒業
Ph.D.(博士)
1979年- 1980年
米国 ニューヨーク大学医学部精神科臨床講師 (兼)
1979年- 1980年
米国 ニューヨーク市立ベレビュー病院専属サイコロジスト
1980年- 2000年
米国 ホフストラ大学心理学科助教授、准教授、教授
2000年
米国 ホフストラ大学名誉教授
2000年帰国-現在
関西学院大学文学部心理学科〔現総合心理科学科〕教授

所属学会:
日本心理学会、日本行動療法学会(常任理事)、日本行動分析学会(理事)
日本心理臨床学会、American Psychological Association (Fellow),
Association for Behavioral and Cognitive Therapies,
International Association for Cross-Cultural Psychology,
Association for Psychological Science

主な著書・訳書:
『Handbook of research methods in abnormal and clinical psychology』
McKay, D. (Ed.) Sage.筆) 2007
『認知行動療法 理論から実践的活用まで』下山晴彦(編) 金剛出版 2007
『Culturally responsive cognitive-behavioral therapy: Assessment, practice, and supervision.』
Hays, P. & Iwamasa, G (Eds.) American Psychological Association; 2004.
『続 変容する子どもたち』;「LD 支援事業の実態と大学との連携」神戸市小学校長会・神戸市小学校教育研究会特別支援教育部(編)みるめ書房 2004.
『The comprehensive handbook of psychological assessment. Vol. 3: Behavioral Assessment』 S. Haynes, & E. M. Heiby (Eds.) Wiley 2004.

ワークショップ概要
「発達障害:教育場面における認知行動的支援の具体策」
学校で実際にどのような認知行動的支援が行えるかについて研修します。ダイナッミクな教室の中で支援を必要とする発達障害のある児童生徒に効果的に対応するために、機能的な行動アセスメントを行い、児童生徒と環境との相互作用の分析に基づき一人ひとりのニーズを同定し、具体的な対応方法を学校スタッフと共に考案します。教育の現場における包括的な特別支援の充実化と専門性が期待されている中、認知行動的支援により学級運営から個別支援まで幅広く対応する方法を研修します。
定員
50名
これまでの他ワークショップでの講師歴
日本心理医療諸学会連合大会(2003)
日本行動療法学会(2005)
日本認知療法学会 (2006)
日本心理臨床学会(2005, 2006, 2007)
全国学校教育相談連合大会 (2005)
大阪家庭裁判所家裁調査官研修会 (2006)
日本産業カウンセラー協会関西支部 (2006)
西宮市特別支援教育コーディネーター研修会(2007)
神戸市特別支援教育コーディネーター研修会 (2006)
長岡京市特別支援教育研修会 (2006)              など

市井雅哉

市井雅哉

兵庫教育大学大学院、教授

1961年 滋賀県生まれ
1994年 早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学
早稲田大学人間科学部助手、琉球大学助教授などを経て現職。

著訳書:
EMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)によるPTSDの治療−未解決記憶の解決− 2005 市井雅哉 心療内科(科学評論社)9(1), Pp.35-42.
EMDR:外傷記憶を処理する心理療法 2004 F・シャピロ著、市井雅哉監訳 二瓶社
トラウマからの解放:EMDR 2006 F・シャピロ著、市井雅哉監訳 二瓶社

所属学会役員等:
EMDR国際協会(Journal of EMDR Practice & Research)編集委員
日本EMDR学会理事長
日本ブリーフサイコセラピー学会理事
日本行動療法学会編集委員

ワークショップ概要
「EMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)の基礎と臨床」
アメリカの臨床心理士F・シャピロが1989年に発表したEMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)は、今日、英、米、独、仏など多くの国が発表するPTSDの治療ガイドラインで「実証された最も効果がある心理療法」の1つと認められています。トラウマについて、映像、自己評価、感情、身体感覚を同定し、素早くリズミカルな眼球運動を導きます。EMDRによって、否定的な題材が脳内にある肯定的なネットワークと連結し、記憶が適応的に変化していきます。対象はPTSDに限らず、うつ、不安、物質依存、人格障害など過去経験が根底にある疾患に適用可能です。評価の変遷、仮定されるメカニズム、具体的な臨床事例、ビデオによる治療場面の紹介、簡単な実習を行います。
推薦文献、参考文献:
EMDR:外傷記憶を処理する心理療法 2004 F・シャピロ著、市井雅哉監訳 二瓶社
トラウマからの解放:EMDR 2006 F・シャピロ著、市井雅哉監訳 二瓶社
対象
初級、守秘義務を理解している方
定員
50名
これまでの他ワークショップでの講師歴
日本心理臨床学会 ワークショップ講師 2004,2005
日本ブリーフサイコセラピー学会 ワークショップ講師 1998,2002
日本行動療法学会 研修会講師 2001 シンポジスト 2005
日本認知療法学会 特別レクチャー講師 2007
日本カウンセリング学会 ワークショップ講師 2003
日本心身医学会 ワークショップ講師 2004
日本外来精神医療学会 シンポジスト 2003
日本バイオフィードバック学会 シンポジスト 1995、研修会講師 2005
日本トラウマティックストレス学会 シンポジスト 2003,2004,2006,2007
日本催眠学会 シンポジスト 2004
日本健康心理学会 研修会講師 2004
WCBCT(世界認知療法・行動療法会議) シンポジスト 2004
国際サイコセラピー会議 2006 ワークショップ講師
韓国EMDR協会 招待講演講師 2006

 

栗田 広

東京大学名誉教授

略歴:
昭和47年 3月 東京大学医学部医学科卒業
昭和49年 3月 東京大学医学部附属病院精神神経科助手
昭和59年 7月 東京都精神医学総合研究所副参事研究員
昭和62年10月 国立精神・神経センター精神保健研究所部長
平成 4年 4月 東京大学医学部精神衛生・看護学講座教授
平成 9年 4月 東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野教授
平成17年4月 全国心身障害児福祉財団・全国療育相談センター長
平成17年6月 東京大学名誉教授

著書・訳書:
1. 有馬正高監修, 熊谷公明, 栗田広 編: 発達障害の基礎. 日本文化科学社, 東京, 1999.
2. 有馬正高監修, 熊谷公明, 栗田広 編: 発達障害の臨床. 日本文化科学社, 東京, 2000.
3. 山崎晃資, 牛島定信, 栗田 広, 青木省三 編著: 現代児童青年精神医学. 永井書店, 東京, 2002.
4. 栗田広: 発達障害の概要. 発達障害の支援を考える議員連盟編著: 発達障害者支援法と今後の取組み. ぎょうせい, 東京, pp.100-117, 2005.
5. American Association on Mental Retardation: Mental Retardation: Definition, Classification, and System of Supports, 10th ed. American Association on Mental Retardation, Washington, DC, 2002 (栗田広, 渡辺勧持 共訳: 知的障害: 定義, 分類および支援体系, 第10版, 米国精神遅滞協会. 日本知的障害福祉連盟, 東京, 2004).

ワークショップ概要
「発達障害概論」

発達障害(Developmental Disorders)は、認知、言語、運動または社会的技能の獲得に困難がある障害群であり、アメリカ精神医学会の診断・統計マニュアル第4版(DSM-IV)の分類では、広汎性発達障害(pervasive developmental disorders: PDD)、知的障害(精神遅滞)(intellectual disabilities, mental retardation)、学習障害(learning disorders: LD)、コミュニケーション障害(communication disorders)、発達性協調運動障害(developmental coordination disorder)の5障害群を含むが、最近は、注意欠陥/多動性障害(attention-deficit/hyperactivity disorder: ADHD)や境界知能(borderline intellectual functioning)も含められている。発達障害に含まれる障害には併発しうるものがあるが、子どもの10%程度は何らかの発達障害を有すると考えられる。
発達障害は、発達の過程で症状が改善する傾向があり、軽症なものでは寛解(症状がなくなる)もありうるが、重症なものでは成人期まで持続する。発達障害の典型的な状態は、幼小児期に認められ、成人で発達障害を疑う場合は、母親から幼少児期の状態を聴取しないと診断はできない。
今回は、DSM-IVにもとづいて発達障害を構成する障害群について、臨床像および治療的対応などを述べる。

推薦文献、参考文献:
栗田 広: 発達障害: 総論. 心療内科, 11: 151-153, 2007.
定員
50名

熊野宏昭 顔写真

熊野宏昭

東京大学医学系研究科准教授

1979年 ラサール学園卒。
1985年 東京大学医学部卒。
1995年 東京大学博士(医学)取得。

東京大学心療内科医員、早稲田大学人間科学研究科非常勤講師、東京大学医学部心身医学講座非常勤講師、東北大学大学院医学系研究科人間行動学分野助手を経て、2000年4月から、東京大学大学院医学系研究科ストレス防御・心身医学(東京大学心療内科)助教授(現・准教授)、2005年度より再び早稲田大学人間科学研究科非常勤講師を兼務。
 研究面では、癌を含む生活習慣病や心身症などの行動科学的研究、摂食障害およびパニック障害の病態生理・心理学的研究、大脳機能検査法を用いた非薬物介入(認知行動療法、瞑想法など)による神経可塑性の研究が専門。
 臨床面では、心身症、摂食障害、パニック障害、軽症うつ病などを対象に、薬物療法や面接治療に加え、赤坂クリニックや綾瀬駅前診療所の心理スタッフとも協力しながら、リラクセーション、認知行動療法、マインドフルネスなどを積極的に用いている。

主な著書:ストレスに負けない生活/ちくま新書、マインドフルネス・瞑想・座禅の脳科学と精神療法/新興医学出版社(共編)、メディチーナ・内科臨床に役立つ心療内科的アプローチ/医学書院(編集)、からだの科学・特別企画「リラクセーション」/日本評論社(編集)、認知行動療法臨床ワークショップ(2)/金子書房(共編)

日本心身医学会評議員、日本行動療法学会常任理事、行動療法研究編集委員長。

ワークショップ概要
「認知行動療法とマインドフルネス」
 近年、欧米を中心に、マインドフルネスを認知行動療法に取り込む動きが活発になっており、わが国にも、第三世代の認知行動療法として、ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)、DBT(弁証法的行動療法)、MBCT(マインドフルネス認知療法)、MBSR(マインドフルネスストレス低減法)などが紹介されてきている。
マインドフルネスとは、今の瞬間の現実に常に気づきを向け、その現実をあるがままに知覚し、それに対する思考や感情には捉われないでいる存在の有様を意味する言葉であるが、そのルーツは、2600年前に仏陀が推奨したマインドフルネス実践(観瞑想)にある。
 このワークショップでは、以下の3回シリーズで、体験学習やケース検討なども交えながら、マインドフルネス、第三世代の認知行動療法、そして両者の関わりのパースペクティブを得ることを目指す。なお、各回の内容には深い関連があるので、原則として3回続けて受講していただきたい。
1回目:マインドフルネスの基本(4月20日)
マインドフルネス実践に関わる基本経典のひとつである「呼吸による気づきの教え」の概説を通して、観察の対象を呼吸、感覚、感情、法則性と進めていくマインドフルネス実践の構造を理解するとともに、呼吸を用いた実習を通して、マインドフルネスやアクセプタンスの体験的な理解を図る。
参考図書:呼吸による癒し−実践ヴィパッサナー瞑想/春秋社、自分を変える気づきの瞑想法/サンガ
2回目:第三世代のCBT(7月6日)
1回目での学習と体験を踏まえながら、MBSR、MBCT、DBTを題材にして、第三世代のCBTの基本的特徴(認知行動療法の発展における位置づけ、基礎的な技法とそれが効果を持つメカニズム、治療効果に関する実証的なデータなど)に対する理解を深める。
参考書:マインドフルネス&アクセプタンス/ブレーン出版、マインドフルネス認知療法/北大路書房
3回目:臨床行動分析とACT(10月12日)
言語の行動分析の現在形である「関係フレーム理論」の基礎を学ぶとともに、ACTの基本的特徴(関係フレーム理論との関わり、6つの治療技法とそれが効果を持つメカニズム、治療効果に関する実証的なデータなど)に対する理解を深める。
参考書:アクセプタンス&コミットメントセラピーの文脈/ブレーン出版、Acceptance and Commitment Therapy/Guilford Press
定員
50名