東京認知行動療法アカデミー

第11回ワークショップ

期日: 2008年10月12日(日)
会場: 東京大学医学部教育研究棟
東京大学本郷キャンパスへの行き方: http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/map01_02_j.html
医学部教育研究棟への行き方:こちらをご覧ください。

多数のお申込をいただきまして誠に有難うございました。
事前登録は10/11(土)をもって終了させていただきました。
下記の講座につきましては当日も受付致しますので、直接会場へお越し下さい。
受付時間は開始30分前より各会場前で行います。

<当日受付可能な講座>
1 09:30〜12:30 仲本晴男 定式化し多要素を取り入れた認知行動療法(CBT)の実践について
− 慢性うつ病に特化したプログラムの有効性と実際 −
2 09:30〜11:30 熊野宏昭 認知行動療法とマインドフルネス(3回目)
3 13:00〜14:30 野村総一郎 うつ病はどのように受け止められてきたか − 人類史におけるうつ病の位置づけ −
5 15:00〜18:00 福井至 うつ病の認知行動療法のための質問紙および認知変容カード実習

時限 第1会場 第2会場
番号 講師 番号 講師
第1時限 仲本 晴男 熊野 宏昭
第2時限 野村 総一郎 伊藤 絵美
第3時限 福井 至    
番号 時間 形式   講師 講義タイトル
1 09:30〜12:30 講義とWS [テーマ]
うつ病
仲本晴男 定式化し多要素を取り入れた認知行動療法(CBT)の実践について  − 慢性うつ病に特化したプログラムの有効性と実際 −
3 13:00〜14:30 講義 野村総一郎 うつ病はどのように受け止められてきたか  − 人類史におけるうつ病の位置づけ −
5 15:00〜18:00 ワークショップ 福井至 うつ病の認知行動療法のための質問紙および認知変容カード実習
2 09:30〜11:30 ワークショップ 通常ワークショップ 熊野宏昭 認知行動療法とマインドフルネス(3回目)
4 13:00〜19:00 ワークショップ 通常ワークショップ 伊藤絵美 導入,構造化,アセスメントの実践的トレーニング

開始時間と終了時間がそれぞれ異なっております。ご注意ください。

伊藤絵美先生のワークショップは2科目分の時間となりますので、
今回のみ受講料が2万円となります。ご注意ください。

  • 受講できるのは、原則として、医師、臨床心理士、看護師、精神保健福祉士、作業療法士、理学療法士、薬剤師、教員免許、学校心理士、産業カウンセラーの資格を持つ方か、心理学系の学部を卒業された方、心理系の大学院に在学中か修了された方です。
  • 受講料は1科目ごとに1万円です。
  • 各科目とも先着順に受け付け、定員に達した場合は〆切とさせていただきます。
  • 参加された方には、1科目ごとに、研修証明書を発行いたします。
  • 計8科目履修した方には「研修受講証明書(初級)」を発行いたします。
    計16科目履修した方には「研修受講証明書(中級)」を発行いたします。
    計24科目履修した方には「研修受講証明書(上級)」を発行いたします。
  • ホームページよりお申込後、7日以内(土日祝日除く)に受講料をお振込みください。お振込み確認後、受講票をメールにてお送りいたします。
    お振込みが確認できない場合、ワークショップ当日、お席のご用意ができない可能性がございます。
  • キャンセルされる場合は、ワークショップ開催の1週間前までに運営事務局までご連絡をお願いいたします。1週間前以降にキャンセルされる場合は返金できませんのでご了承ください。

講師略歴

仲本 晴男 顔写真

仲本 晴男

沖縄県立総合精神保健福祉センター 所長

昭和56年 3月
熊本大学医学部卒業
昭和56年 4月
オリブ山病院勤務
昭和57年 6月
琉球大学医学部勤務
平成 3年 4月
琉球大学医学部 精神神経科講師
平成9年 5月
県立精和病院勤務
平成14年 4月
同  副院長
平成16年 4月
県立総合精神保健福祉センター 所長
平成18年7月
日本うつ病学会 第1回学会奨励賞

資格:
労働衛生コンサルタント
日本精神神経学会 認定専門医
日本産業精神保健学会 認定専門医
日本医師会 認定産業医 等

ワークショップ概要
「定式化し多要素を取り入れた認知行動療法(CBT)の実践について
 − 慢性うつ病に特化したプログラムの有効性と実際 −」
8人ほどで6つのグループをつくり,それぞれテーブルを囲んで座してもらいます。最初にCBTの概要を講義し,それ以後はレッスン1から6まで講義とグループワークを順次進めていきます。受講者にはホームワークを実際につけてもらい,また,開始前後の客観・自己評価テスト,修了時の達成度評価を行ってもらいます。
推薦文献、参考文献:
・「認知行動療法(CBT)を中心としたうつ病デイケアの有効性と実際」.仲本晴男著.臨床精神薬理.第11巻第6号,2008年6月発行
・「解説 デイケアにおける認知行動療法」.仲本晴男 著.心療内科.第12巻第2号.2008年3月発行
・ 「日本人だからうつになる」.上野玲 著.中公新書ラクレ.2008年5月
定員
50名
これまでの他ワークショップでの講師歴
平成16年4月に当センターへ赴任し,これまで,うつ病・自殺予防対策,ひきこもり者支援対策などを,医療・保健専門家を対象に各種のワークショップを行った。またうつ病CBT研修・ワークショップも数回,主催して実施している。

熊野宏昭 顔写真

熊野宏昭

東京大学医学系研究科准教授

1979年 ラサール学園卒。
1985年 東京大学医学部卒。
1995年 東京大学博士(医学)取得。

東京大学心療内科医員、早稲田大学人間科学研究科非常勤講師、東京大学医学部心身医学講座非常勤講師、東北大学大学院医学系研究科人間行動学分野助手を経て、2000年4月から、東京大学大学院医学系研究科ストレス防御・心身医学(東京大学心療内科)助教授(現・准教授)、2005年度より再び早稲田大学人間科学研究科非常勤講師を兼務。
 研究面では、癌を含む生活習慣病や心身症などの行動科学的研究、摂食障害およびパニック障害の病態生理・心理学的研究、大脳機能検査法を用いた非薬物介入(認知行動療法、瞑想法など)による神経可塑性の研究が専門。
 臨床面では、心身症、摂食障害、パニック障害、軽症うつ病などを対象に、薬物療法や面接治療に加え、赤坂クリニックや綾瀬駅前診療所の心理スタッフとも協力しながら、リラクセーション、認知行動療法、マインドフルネスなどを積極的に用いている。

主な著書:ストレスに負けない生活/ちくま新書、マインドフルネス・瞑想・座禅の脳科学と精神療法/新興医学出版社(共編)、メディチーナ・内科臨床に役立つ心療内科的アプローチ/医学書院(編集)、からだの科学・特別企画「リラクセーション」/日本評論社(編集)、認知行動療法臨床ワークショップ(2)/金子書房(共編)

日本心身医学会評議員、日本行動療法学会常任理事、行動療法研究編集委員長。

ワークショップ概要
「認知行動療法とマインドフルネス」
 近年、欧米を中心に、マインドフルネスを認知行動療法に取り込む動きが活発になっており、わが国にも、第三世代の認知行動療法として、ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)、DBT(弁証法的行動療法)、MBCT(マインドフルネス認知療法)、MBSR(マインドフルネスストレス低減法)などが紹介されてきている。
マインドフルネスとは、今の瞬間の現実に常に気づきを向け、その現実をあるがままに知覚し、それに対する思考や感情には捉われないでいる存在の有様を意味する言葉であるが、そのルーツは、2600年前に仏陀が推奨したマインドフルネス実践(観瞑想)にある。
 このワークショップでは、以下の3回シリーズで、体験学習やケース検討なども交えながら、マインドフルネス、第三世代の認知行動療法、そして両者の関わりのパースペクティブを得ることを目指す。なお、各回の内容には深い関連があるので、原則として3回続けて受講していただきたい。
1回目:マインドフルネスの基本(4月20日)
マインドフルネス実践に関わる基本経典のひとつである「呼吸による気づきの教え」の概説を通して、観察の対象を呼吸、感覚、感情、法則性と進めていくマインドフルネス実践の構造を理解するとともに、呼吸を用いた実習を通して、マインドフルネスやアクセプタンスの体験的な理解を図る。
参考図書:呼吸による癒し−実践ヴィパッサナー瞑想/春秋社、自分を変える気づきの瞑想法/サンガ
2回目:第三世代のCBT(7月6日)
1回目での学習と体験を踏まえながら、MBSR、MBCT、DBTを題材にして、第三世代のCBTの基本的特徴(認知行動療法の発展における位置づけ、基礎的な技法とそれが効果を持つメカニズム、治療効果に関する実証的なデータなど)に対する理解を深める。
参考書:マインドフルネス&アクセプタンス/ブレーン出版、マインドフルネス認知療法/北大路書房
3回目:臨床行動分析とACT(10月12日)
言語の行動分析の現在形である「関係フレーム理論」の基礎を学ぶとともに、ACTの基本的特徴(関係フレーム理論との関わり、6つの治療技法とそれが効果を持つメカニズム、治療効果に関する実証的なデータなど)に対する理解を深める。
推薦文献、参考文献:
アクセプタンス&コミットメントセラピーの文脈/ブレーン出版、Acceptance and Commitment Therapy/Guilford Press
定員
50名

野村総一郎 顔写真

野村総一郎

日本うつ病学会理事長

昭和24年
広島生まれ
昭和49年
慶應義塾大学医学部卒業、医師資格取得
昭和52年
藤田保健衛生大学助手
昭和59年
同講師
昭和60年-61年
テキサス大学医学部ヒューストン校神経生物学教室留学
昭和61年-62年
メイヨ医科大学精神医学教室留学
昭和63年
藤田保健衛生大学精神医学教室助教授
平成5年
国家公務員等共済組合連合会立川病院神経科部長
平成9年
防衛医科大学校教授(医学博士)

平成18年1月より読売新聞人生案内回答者
日本うつ病学会理事長(平成18年度より)

主な著書・訳書:
スーパー図解うつ病、法研、2006 (監修)
   精神科必修ハンドブック、羊土社、2005 (共編著)
健康管理室で役立つこころの医学、南江堂、2005 (共編著)
うつ病をなおす、講談社、2004
こころの医学事典、講談社、2003 (共編著)
心の悩み外来、NHK出版、2003
うつに陥っているあなたへ、講談社、2002 
ぐるぐる思考よさようなら、文春ネスコ、2002
精神科にできること− 脳の医学と心の治療 −、講談社、2002
標準精神医学、医学書院、2001 (共編著)
「心の悩み」の精神医学、PHP研究所、1998
内科医のためのうつ病診療、医学書院、1998
疲労外来、講談社、1998
もう「うつ」にはなりたくない、星和書店、1996
慢性疲労症候群、新星出版、1994 (共著)
ウツの気分とつきあう方法、河出書房新社、1994 (共著)
うつ病を知る、メディカル・トリビューン、1993
   抗うつ薬の過去・現在・未来、星和書店、1992(共著)
躁うつ病の薬理生化学、金剛出版、1992 (共著)
うつ病の動物モデル、海鳴社、1984

ワークショップ概要
「うつ病はどのように受け止められてきたか −人類史におけるうつ病の位置づけ−」
うつ病概念は人類史上いつ頃からあるのか、神話や古代文書にみるうつ病、古代のうつ病研究、その概念の変遷、近代精神医学の出発とうつ病、最近の操作的概念史、治療史、最近の生物学的研究と細胞科学からのアプローチ、今後の展望などを述べる。認知療法とは直接関係しないが、うつ病治療に関わる者はやはり根っこの部分で「うつ病とは何か」を知っておく必要があると思われるので、たまにはこういう話をきくのも良いんじゃないかという講義です。
推薦文献、参考文献:
「うつ病の真実」 日本評論社、2008刊
定員
50名
これまでの他ワークショップでの講師歴
多数

伊藤絵美 顔写真

伊藤絵美

洗足ストレスコーピング・サポートオフィス 所長
文京学院大学大学院 人間学研究科 非常勤講師

慶應義塾大学 文学部 人間関係学科 心理学専攻卒業
同大学大学院 社会学研究科 社会学専攻 博士課程満期退学
博士(社会学)
臨床心理士・精神保健福祉士

著書・訳書
認知療法・認知行動療法カウンセリング 初級ワークショップ(星和書店)/認知療法・認知行動療法 面接の実際(星和書店)/認知療法実践ガイド(共訳)(星和書店)/抑うつの臨床心理学(分担執筆)(東京大学出版会)/認知療法全技法ガイド(共訳)(星和書店)/強迫性障害治療ハンドブック(分担執筆)(金剛出版)/認知療法ケースブック(分担執筆)(星和書店)/『認知療法実践ガイド:困難事例編』(共訳,星和書店)/ 『認知行動療法,べてる式。』(共著,医学書院)など。

所属学会
日本認知療法学会(幹事)/日本ストレス学会(評議員)/日本心理臨床学会/日本健康心理学会/日本心理学会/日本カウンセリング学会

ワークショップ概要
「導入,構造化,アセスメントの実践的トレーニング」
認知行動療法を導入する際の心理教育の仕方,
全体の構造化およびセッションの構造化のやり方,
認知行動療法の基本モデルを用いてアセスメントをするための対話や
ツールの用い方について,ワークを交えて実践的に学んでいただきます。
推薦文献、参考文献:
『認知療法・認知行動療法カウンセリング 初級ワークショップ』
(伊藤絵美,2005年,星和書店)(書籍もしくはDVD)
『認知療法実践ガイド』
(ジュディス・ベック著,伊藤絵美・神村栄一・藤澤大介 訳,2004年,星和書店)
対象
初中級レベル
※ ただし、伊藤先生が担当した初級ワークショップに該当するワークショップを
受けたことのある方、もしくは事前に『認知療法・認知行動療法カウンセリング
初級ワークショップ』 (伊藤絵美,2005年,星和書店)(書籍もしくはDVD)を
観るか、読むか、していただける方
定員
50名
これまでの他ワークショップでの講師歴
  • 第5回認知療法研修会,第6回認知療法研修会,第7回認知療法研修会,第8回認知療法研修会にて
    「カウンセリングに活かす認知行動療法の基礎」「問題解決療法」を担当。
  • 2004年〜現在,洗足ストレスコーピング・サポートオフィスの主催するワークショップにて
    講師担当。「初級ワークショップ」「事例検討ワークショップ」「アセスメント」「認知再構成法」など。
    全41回(2007年12月時点)。
  • その他外部機関が主催する多数のワークショップにて講師を担当している。
    (CBTをテーマとしたワークショップについては60回以上)

福井至

福井至

東京家政大学/東京家政大学大学院 教授
赤坂クリニック/東京サイバークリニック 臨床心理士

1982年 早稲田大学第一文学部卒業 
1984年 早稲田大学大学院文学研究科博士前期課程心理学専攻修了(文学修士)
1999年 早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程心理学専攻単位取得退学
2000年 博士(人間科学) (早稲田大学大学院人間科学研究科論文提出)

早稲田大学人間科学部助手、札幌大学女子短期大学部講師・助教授、北海道女子大学助教授を経て2002年より東京家政大学/東京家政大学大学院に勤務

著書:
「抑うつと不安の関係を説明する認知行動モデル」 (風間書房) 
「認知行動療法の理論と実際」(培風館) 
「対人恐怖と社会恐怖」(日本評論社)
「アニマル・セラピーの理論と実際」(培風館)
「認知行動療法実践カード」(こころネット) 
「非対面心理療法の基礎と実際」(培風館)  
「不安障害の臨床心理学」(東京大学出版会) など

心理検査:
 Japanese Irrational Belief Test ミRevised(JIBT-R) Depression and Anxiety Cognition Scale(DACS) Depression and Anxiety Mood Scale(DAMS) General Self-Efficacy Scale(GSES) Stress Response Scale-18(SRS-18)すべて「こころネット」発行

所属学会:
日本心理学会(評議員) 日本行動療法学会(監事・編集委員)日本認知療法学会(幹事) 日本EMDR学会(理事) 日本健康心理学会(広報委員)など

ワークショップ概要
「うつ病の認知行動療法のための質問紙および認知変容カード実習」

このワークショップでは、うつ病性障害の患者さんのケースの概念化が容易にできる質問紙と、認知行動療法が容易に確実に実施できる認知変容カード(認知行動療法実践カード)の使用法をお伝えします。うつ病の認知療法の基礎から、ケースの概念化の仕方、および認知療法の実施手順、さらに実際の認知変容の仕方を具体的に実習していきます。当日は認知療法のために開発された、JIBT-R、DACS, DAMS, GSES,SRS-18という4種類の質問紙を実際にご自分で実施・採点してみていただきます。

推薦文献、参考文献:
JIBT-R, DACS, DAMS,GSES,SRS-18,「認知行動療法実践カード」
すべて「こころネット」発行(http://www.kokoronet.ne.jp/index.html)
対象
初・中級
定員
50名
これまでの他ワークショップでの講師歴
日本産業カウンセラー協会 向上訓練および専門研修講師(2002年〜現在)
第26回日本心身医学会研修会講師
日本学校教育相談学会第7回夏期ワークショップ講師
日本カウンセリング学会第52回および54回カウンセリング研修会講師
第7回認知療法学会研修会講師 など

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